日銀 追加利上げ決定
株式会社GROOVE Plus(グルーヴプラス)
神戸市北区、兵庫県三田市のエリア特化型の企業です。
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弊社、メガバンク銀行提携の住宅ローンもございますので、
専門アドバイザーによる購入相談も承っております。
ぜひ、ご相談ください。
NEWS
日銀が追加利上げ決定、3月以来
日銀は本日7月31日の金融政策決定会合で、物価や景気をコントロールするのに使う政策金利の追加引き上げを決めた。政策金利に位置づける無担保コール翌日物金利の誘導目標を0~0.1%程度から0.25%程度にする。利上げはマイナス金利政策の解除を決めた3月以来となります。
政策金利が上がると変動型の住宅ローンの金利上昇につながり、企業は運転資金などを金融機関から借りる際の支払利息が増える。一方で預金の金利は上がり、受け取れる利息が増える。
マイナス金利を導入すると
銀行などの金融機関は、日銀にお金を預けにくくなります。
日銀にお金を預けると利息を支払うことになるからです。
そうすると、金融機関は
そのお金を「民間企業」や「企業」へ貸す動きへ変化します。
民間企業や個人にお金を貸すとどうなるのか?
民間企業へお金を貸すことで、企業は新しい事業を始めたり
企業成長に繋がることになります。
個人へお金を貸すことで、住宅ローンが組みやすくなったり、車など高額な買い物が出来るようになり
消費意欲が強まると期待されます。
これがマイナス金利を行う目的になります。
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マイナス金利政策時の動向 ↓
- 金利が低下する
→お金が借りやすくなる - 円安になる。
→金利が低下することで、円にお金を預ける動きが弱まるため。 - 物価が上昇する
→円安により輸入コストが増加し、物価が上昇する。 - 株価が上昇する
→円安により日本株が買いやすくなり株価が上昇する。
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マイナス金利政策解除後の動向 ↓
- 金利が上昇する
→お金が借りにくくなる。 - 円高になる。
→金利が上昇することで、円にお金を預ける動きが強まるため。 - 物価が低下する
→円高により輸入コストが減少し、物価が低下する。 - 株価が低下する
→円高により日本株が買いにくくなり株価が低下する。
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住宅ローンを変動金利で契約している場合、
今回のマイナス金利解除により少ながらず、影響は出てきます。
一般的にはマイナス金利が解除されると、金利が上昇するため
住宅ローン金利も上がることになります。
しかし、すぐに住宅ローン金利が大幅に上昇する可能性は少ないと考えられます。
理由は急激な利上げをすると逆に景気を悪化させるリスクがあるためです。
それは変動金利で住宅ローンを組んでいる割合が全体の60%を超えているのも
影響していると思われるので、徐々に金利は上昇傾向に向いていくのでは
ないでしょうか。
以上、参考になれば幸いです。