2024.10.30
ソーラーパネルの購入について解説します~戸建住宅編~
株式会社GROOVE Plus(グルーヴプラス)
神戸市北区、兵庫県三田市のエリア特化型の企業です。
土地、一戸建て、マンションなど売却査定を承っております。
弊社、メガバンク銀行提携の住宅ローンもございますので、
専門アドバイザーによる購入相談も承っております。
ぜひ、ご相談ください。
戸建を所有した時に太陽光パネルを購入するか迷われる方もいると思います。
今回は、ソーラーパネルについて下記5点の内容について解説していきます。
①太陽光発電とは(ソーラーパネル)
②購入費用
③メリット・デメリット
④維持管理・寿命
⑤物件を売却する時の手続き
①ソーラーパネルとは(太陽光発電)
そもそも太陽光発電とは、太陽の光から電気を生み出し、ご自宅の照明、オール電化であればIHキッチン、お風呂等の電気に変換するものになります。
太陽光発電は、ソーラーパネルに太陽の光が当たると電気を生み出す現象に変える仕組みになります。
地球温暖化が進んでいる現代社会で、二酸化炭素を外に出さない発電方法として注目をここ数十年されており、現代の新築住宅でも太陽光パネルをオプションで使用したり、注文住宅を建てる時にハウスメーカーから無料でプレゼントされるくらいソーラーパネルの復旧は多く、
政令で定められている再生可能エネルギーと示されております。
こちらの仕組みとしては、屋根や屋上に設置したソーラーパネルに太陽の光が当たると発電します。
太陽の光から発電した電気を一つの接続箱に溜まるような仕組みです。
この電気の種類は直流になりまして、住宅で使用できるよう交流にパワーコンディショナ(通称パワコン)に流れて変換します。
パワコンから分電盤に流れ、住宅の照明やエアコン、IHキッチンなどの電気製品に太陽光発電の電気として使うことができ、本来であれば電力会社から電気を間接的に購入し電気を使用してますが太陽光発電を購入すると自家発電で生活することもできます。
②購入費用
購入費用としては、
設置費用やソーラーパネル代も含めて、
3kW 85万円
4kW 115万円
5kW 145万円
このように、KW数が大きくなればなるほど費用が高くになります。
一般家庭の場合は3KWを使用されることが多く、費用としては100万円以内で設置ができます。
また価格の変化ですが、経済産業省が2012年7月に開始したFIT制度(固定価格買取制度)が発表してそれから10年以上立ちましたが、
売電価格が年々低下し、太陽光発電システム機器の販売価格も下がっております。
売電とは、ソーラーパネルから溜まった電気を電力会社に売却できるものです。
こちら売電を行う想定をすると、どのタイミングで導入しても太陽光発電の設置費用はおおよそ10年前後で回収できます。ただし陽当りの良さ気候の変化、地域によって異なります。
③メリット・デメリット
メリット・デメリットについてですが、下記の項目になります。
メリット
①電気代を節約できる
基本的に日中で貯めた電力を夜に使用できるので、通常の電気代を支払うよりかは安く抑えれます。
②電気代高騰の影響を受けない
電気代は高くなったり安くなったりと経済や情勢によって多少前後しており、安い時期は良いですが、高い時期は家計の圧迫にもつながり
気にして電気を使用しなければいけません。太陽光発電で電力を使用してる人はこのような悩みは少ないでしょう。
③売電収入を得られる
余った電力は電力会社に売ることができます。
④停電しても電気が使える
災害時、ライフラインが止まることがありますが、そんな時でも電気を使用できることが大きいですね。
⑤補助金を活用できる
各自治体によって異なりますが、法人の場合は、補助金を利用してソーラーパネルを購入することができます。
※住宅用太陽光発電の補助金制度は2014年に廃止され、現在も住宅用太陽光発電に対する補助金ありません。一方で、太陽光発電と蓄電池を併用する場合には補助金が交付される場合があります、詳しくは自治体までお問い合わせください。
⑥蓄電池や電気自動車との連携でさらなる効果
売電価格低下、卒FIT制度で売電での収入が見込めなくなる方向で、電気自動車に使用することもオススメです。
デメリット
①設置費用が高い
基本的一般家庭では3KWの太陽光パネルを使用することがあり、その設置費用も約100万円かかることから決して安い買い物ではありません。
②定期的なメンテナンスが必要
定期的にメンテナンスも必要で、太陽光パネルは30年、パワーコンディショナーは20年で交換等、故障すればその際に費用がかかることも
③発電量が天気に左右される
太陽光発電で避けては通れないのが、天候で発電量が左右されることです。曇りや雨が続く日は、発電できず電気代を払うこともしばしば
④設置に向いていない家もある
屋根の形や築年数によっては設置自体できないお家があります。
また古いお家だと、屋根が傷んでしまい、震災時に屋根が一部崩壊してしまう可能性もあります。
メリットデメリットがありますので、購入する時はよく考えて購入しましょう。
④維持管理・寿命
デメリット部分で少し触れましたが、太陽光パネルは30年、パワーコンディショナーは20年で交換が一般的には必要です。
従来、太陽光発電システムはメンテナンス事態にかかる費用や手間が少ないことから、メンテナンスフリーという立ち位置でした。
ですが、盗難や災害による故障等、トラブルが報告されることが多くなり、メンテナンスの必要性が見直されました。
2017年に施行された改正FIT法ではメンテナンスの義務化が改定されました。
⑤物件を売却する時の手続き
①太陽光発電の名義変更を経済産業省で行う
経済産業省の名義変更の手続きは、住宅を購入した人に申請義務があり、
その提出書類には前物件の所有者の印鑑証明などが必要になります。
②契約している電力会社に、口座変更の手続きを行う
前所有者の口座から現所有者に売電で収入を得るための口座が必要になります。
また電力会社との契約が必要になりますが、変更方法は各電力会社によって異なるため、契約会社に必ず問い合わせましょう。
物件を売却する時の手続きは、もう少しやることが多く、現在の契約状況等によって異なりますので、必ず担当の不動産会社と連携しつつ行いましょう。
まとめ
今回は、ソーラーパネルの購入について解説しましたが、購入をご検討されてる方に少しでもお役に立てればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。