2024.07.12
中古戸建てをリフォームする際にかかる費用相場を解説します
株式会社GROOVE Plus(グルーヴプラス)
神戸市北区、兵庫県三田市のエリア特化型の企業です。
土地、一戸建て、マンションなど売却査定を承っております。
弊社、メガバンク銀行提携の住宅ローンもございますので、
専門アドバイザーによる購入相談も承っております。
ぜひ、ご相談ください。
新築戸建ての価格は年々と上昇傾向であり、新築戸建てと比べ、中古住宅は比較的に安い事が多く
中古住宅を購入後、リフォームをして住むという人が増えております。
また、既に工務店等がフルリフォームをした中古物件を購入されるケースも多くなっております。
それでは、実際のリフォームにはどのくらいの費用が必要なのか、リフォーム費用を抑える方法など、ポイントについて解説します。
そもそもリフォームとは?
リフォームとは...経年劣化等で故障した設備や外装や内装を、限りなく回復させることが定義になります。クロスや床、フローリングの張替から、水廻り設備のキッチンや浴室、洗面、トイレなどの交換、外壁屋根の塗り替え等、部分的な工事でを行うのがリフォームになります。
今回は、大きく分けて、外装、内装、水廻りに分けて解説していきます。
外壁・屋根
一般的に外壁、屋根のリフォームは、外壁・屋根塗装のイメージがありますが、かかる費用も建物の大きさや
外壁屋根を纏めて依頼するかで変わります。
外壁塗装と屋根塗装を同時に行なうと、費用を抑えることができ、
理由としては、外壁塗装と屋根塗装を別にしてしまうと、足場を組む作業が2度発生し、人件費や運送費等が高くなりますので、長期的に安く抑えたい方は外壁塗装、屋根塗装は同時に行ったほうが安く抑えれます。
もちろん依頼する施工会社により金額の差がありますが、平均すると120万円から200万円で行えると言われています。
下記が建物の大きさ別の費用になります。
30坪前後 100万円~150万円
40坪前後 120万円~170万円
50坪前後 135万円~175万円
塗料の種類によって費用も変わりますが、安価な塗料は耐久年数が低い場合が多く、
長い目で見ると塗り替え時期が早く費用がかかってしまう可能性があり、メーカーや製品によって若干の誤差があります。
外壁屋根塗装の費用は、塗料の種類、外壁屋根の劣化状況により決まります。
ご契約されている火災保険・リフォーム支援金制度の活用をして、事前に確認し、信頼できる会社に施工を任せましょう。
内装(クロス・床)
壁紙・クロス、床の張り替えにかかる費用をご紹介いたします。
・クロス
まず、クロス張替えをするうえでメリットは、清潔な空間に生まれ変わることや
部屋全体が明るくなる効果があります。
また、お子さんがいる家庭では、前の所有者がつけた壁に汚れやペットのオッシコ等で目立つことが多く、それが原因でアレルギー性の疾患にかかることもあるので、クロスの張替えをすることでそのようなリスクが回避できます。
また下記がクロス張替のかかる費用になります。
6畳 4万円〜5万円
8畳 4.5万円〜5.5万円
10畳 5万円〜6万円
12畳 6万円〜7万円
15畳 7万円〜8万円
20畳 9万円〜10万円
トイレ 2万円〜2.5万円
洗面所・脱衣所 3万円〜3.5万円
全体45万~60万円
・床
床の張り替えのメリットで、 経年劣化による汚れ、傷みや音鳴りなどは下地を新しくすることで改善ができます。 また、仕上げの床材の種類や張り替え工法、重ね張り工法によってもかかる費用が変わってきます。
下記が床の張替の費用です。
フローリング20帖 40万円~50万円
フロアタイル20帖 25万円~40万円
クッションフロア20帖 9万円~15万円
※金額の差は材質や工法によって前後します
フローリングは、木材特有の温もりや香りを感じることができ、素足で歩いた際、足裏に当たる感触が良いことから戸建住宅、マンションのリビングなどに最も多く施工されている床材です。
フローリングの種類には、無垢フローリングと合板フローリングがあり、
一般的には広葉樹材を使用することが多く、近年では、ハウスダストやダニを抑えられる抗菌仕様のものが開発されており、床暖房のフローリングも多くなっております。
フロアタイルは、塩ビ素材の床材です。
フロアタイルのメリットはリアルな材質と耐久性、施工の気軽さ等が挙げられます。
フロアタイルはクッションフロアと、少し違いデザインされる木目柄や石目柄等の本物と見間違えるようなデザインが多いのが特徴です。
また、フロアタイルは傷などに強く耐久性にも優れています。
クッションフロアは、主に塩化ビニール樹脂を原料とする、床材です。
ビニールの裏側にクッションが貼付されており、標準的なものは2mm程度が多く採用されてます。
表面にデザインが入れられているものが多く、木目調やレンガ風などデザインが多いのも特徴です。
張り替え時の手軽さで、一般住宅にも人気の床材です。
・水廻り
水まわりは、家の中で水を使うキッチンやお風呂、トイレ、洗面等のことを指します。
こちらも他のリフォームと同じ様に、キッチン、風呂、トイレ、洗面台同時に交換する方が、価格や工事費用も抑えられ、設備が使えない工事期間も一度で済みます。
中古戸建の場合、前所有者が使用していたので、汚れなどから衛生的に交換したい人も多いはずです。
下記が、水まわりのリフォームにかかる費用になります。
システムキッチンの交換 70万円~100万円
浴室交換 80万円~120万円
洗面所交換 10万円~25万円
トイレ交換 10万円~20万円
メーカーや製品によって変わりますが、戸建リフォームの中でも一番金額がかかる部分にあたるところになるかと思います。
また、リフォームに関する補助金制度は、国や地方公共団体によって変わりますので、リフォーム会社にお聞きしてみてください。
まとめ
中古戸建を購入する方の大半は、なにかしらのリフォームを入れることが多いです。
その中でも、リフォームの規模を問わず、信用信頼できる業者を探すか、不動産会社から紹介をしてもらいリフォームを行いましょう。
以上、中古戸建てをリフォームする際にかかる費用相場を説明させていただきました。
ご参考になれば幸いです。